「明神岳」に朝焼けが綺麗に写ってます。見える範囲全てが明神岳です。一番高く見えているのは、明神岳第5峰です。

 

明神岳とは、菊の紋章を持つ、穂高の神,つまり古代の安曇一族の軍隊の将軍の為の山の事。

本名をそのままにして,この地で,稲穂が3本剣のように尖って見えるのに感激して,

自分の通称名を穂高見命とご自分に付けました。神格化された将軍のご神体なので,

穂高明神,通称は穂高岳となります。明治時代半ば以降に,名も無い山,全てに穂高がつけられました。

その為,当時,バス道も無く,峠を越えて上高地に入った,誰もが知っていた山「穂高岳」は、

昭和に入ってからは,天皇家にたいして,おそれ多いので,「明神岳」と呼ぶようになりました。

明神館のある明神の地から、第5峰の右に第4峰,その右に主峰も見えます。明神の地から神域となり、

穂高神社奥宮(明神池)まで、徒歩5分。午前6時頃の早朝散歩は、小鳥のさえずりも、池のモヤが出ることも有ります。

奥宮からは,頭上になる為,山の頂上付近は見えません。